医療機関で早期発見|がんから甲状腺の病気

バセドウ病の治療

看護師

甲状腺ホルモンは微量で全身の代謝を促進する作用があります。特に成長期には欠かせないホルモンの一種です。成人してからも、分泌量が多すぎたり少なすぎたりすると、さまざまな症状を引き起こします。バセドウ病は甲状腺ホルモンが多すぎる甲状腺の病気です。目玉が飛び出してくることは有名ですが、ほかにも動悸がする、脈拍が速くなる、手足が震える、暑さに弱くなり大量の汗をかく、などの症状が見られます。精神的に不安定になる場合もあります。女性は甲状腺の病気にかかる人が、男性の4倍もいると言われています。しかし症状だけでは判断できないことも少なくありません。原因不明の体調不良を覚えたら、早めに医療機関で血液検査を受けてみることをお勧めします。

バセドウ病の治療は薬物療法が基本になります。甲状腺ホルモンの生成を抑える薬を投与して、しばらく様子を見ます。薬をやめると再発することがあるので、気長に続ける必要があります。薬物療法は体への負担が比較的少ないというメリットがあります。ただし薬で完治する人と、完治しにくい人に分かれており、場合によっては数年以上治療しても完治しないことがあります。薬が効かない場合には、手術で甲状腺を取り除いたり、放射性ヨードを内服して甲状腺の細胞を壊す治療法があります。完全に甲状腺を切除してしまうと、一生ホルモン剤を飲みつづける必要があります。この方法は熟練した医師に施術を受ければ、速やかに完治させられる点がメリットです。

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